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『浮気調査の相談と依頼』について
2025.03.19前回のコラムの続きです。
離婚と慰謝料
離婚は、結婚する時よりも大変な労力を要すると言われています。離婚する時に未成年の子がいる場合は、「養育費」、家を建てた場合や預金などの財産がある場合は「財産分与」、離婚後の引越し先や子供の学校のことなど「生活全般」についても考える必要があり大変です。それに加え、どちらか一方の不倫・浮気が原因で離婚する場合は、慰謝料のことも話し合い、決めなくてはなりません。基本的には、養育費はお互いの収入を基準にして、財産分与は結婚後に築いた財産を基準にして話し合いをすれば良い訳ですが、不倫・浮気をされていた場合の慰謝料については、他の取決めとは異なり、難しい問題があります。
配偶者に不倫・浮気をされていた場合は、民法の規定により、相手方に対して慰謝料を請求することができます。ですが、話し合いの時に、「実は浮気してたから慰謝料は300万円支払うね」と、正直に話してくれれば問題はすぐに解決するかもしれません。しかし、不倫・浮気を正々堂々とする人や正直にすべてを打ち明ける人は殆どいませんので、そう簡単に問題は解決しません。不倫・浮気を隠したまま、「性格の不一致」などを理由に離婚したいと告げ、相手方が不倫・浮気に気が付かないまま離婚に合意してしまうケースも少なくありません。離婚後に気付いてトラブルになるケースもあります。

不倫・浮気は、大人が隠しながらするので、証拠を集めることは簡単ではありませんが、「不倫・浮気だと認められる確かな証拠」さえあれば、慰謝料や離婚の条件など、話し合いが上手くまとまる可能性が高くなりますし、離婚することが嫌な場合は、応じないことも可能です。
もしも配偶者が不倫・浮気をしている疑惑がある場合は、必ず専門家に相談をしてください。不倫・浮気をされている場合、証拠の立証は慰謝料を請求する側(不倫・浮気をされている側)がしなければなりません。誰にも相談せず、自分だけで判断・行動してしまうと、気付かない間に取り返しのつかないミスをしてしまい、後で証拠を立証することができなくなってしまったり、調査の期間が長引いてしまうケースもあります。相談をするだけでも、証拠を集めるために取るべき行動や知識を得ることができますので、ムダにはならないはずです。

相談した後は、証拠を集めるために調査を依頼する流れになりますが、私は時間的に猶予がある方の場合は、急いで依頼する必要はないと考えています。調査の後で、相談時には聞いていない高額な費用を請求されてしまったり、問題のある探偵社も存在しますので、慎重に依頼する探偵社を選ぶ必要があります。私の考えとしては、何度も相談を重ねて、信頼関係が出来てから調査を依頼することで、依頼する側は調査期間中も安心して結果を待つことができますし、依頼された側も状況が把握しやすく、調査の成功率も高くなり、後にトラブルになるようなことも少なくなると思います。
離婚すること、離婚しないことを判断する時は、結婚する時と同様に、その判断で今後の人生が大きく変化する大切な時です。子供がいる場合は、自分と子供の人生にも関わるので、結婚する時よりもむしろ大切な時と言えるのかもしれません。そんな時だからこそ、可能な限り信頼できるようになった上で依頼をしていただきたいと考えています。
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